4年前にインドの旅から帰ったときに書いたもの:
インドの旅では大麻(マリファナ)にはまっている日本人にもたくさん
会いました。
大麻は、よくたばこやアルコールより安全だなどと解禁論をぶっている
人たちがいますが、インドなどでそれにはまっている人たちを見るとたばこ
やアルコールよりも安全というのは全然信用できません。まっ、日本の
芸能人で言うと大麻解禁論を言ったりする人たちをイメージしてもらえれば
わかりますが、まず頭がやられています。人間的にもおかしな行動をします。
東南アジアのバックパッカー(BP)的な旅では、一つの場所に長くいて
そこから動けなくなることを沈没すると言いますが、インドの日本人2大
沈没地がバラナシとプリーでしょう。
今回、バラナシに寄ったらそこに沈没している若い日本人がたくさんいま
した。
結局、大麻を吸う毎日です。
学生さんのころにインドに来て大麻を知り、その後その感覚が忘れられ
ないとか、まともな職に就けないとかで又来てしまい、大麻を・・・という
ことらしいです。
ぼくはそのほとんが学生さんかなと思っていたら(前3回の旅の経験か
ら)、違いました。半分以上が日本ではフリーターでした。
中年の大麻はまりの人もいました。毎年正月を過ごすためにバラナシに
来るらしい。ぼくから見て人間が壊れている感じがしました。きっとぼく
よりは少し若いと思うのですが。まあ、自分が壊れるのはいいのですが、
問題はそういう人が若い人を誘ってジャンキーをつくっていくことです。
ぼくは過去4回のインドの旅で大麻をはじめ、ヤクはやりませんでした。
やるのはエタノールだけです。(^_^)
インドではたまにしかエタノール(ビール)は飲めませんでしたが。
あるインド人が「大麻は重労働をするクーリー(苦力)が疲れを癒す
ためにやるもの。クーリー以外はやるべきじゃない」と言っていました。
ぼくらにはそんなものを使わなくてもやりがいのある仕事があり、大笑い
しながら楽しく過ごせる友人たちがいます。