左巻健男&理科の探検’s blog

左巻健男(さまきたけお)&理科の探検(RikaTan)誌

2017-01-01から1年間の記事一覧

試験まで含めて全部自宅(ネット)でできる教員免許更新講習

内容が初等理科のものを左巻健男が講師で… 自宅でeラーニングで受講できる教員免許状更新講習 http://d.hatena.ne.jp/samakita/20160802 FBで、左巻健男講師の初等理科についてのeラーニングを若い友人(高校教諭)が受講していることを知った。小学校だけで…

小林麻央さんが通っていたクリニックがニュースで話題になったので…

小林麻央さんがやった気功療法の事実を出してほしい http://samakita.hatenablog.com/entry/20170703 ↑に以下を追記したい。 小林麻央さんが通っていたクリニックに業務停止命令が下った。─────────────────────────── 2017年6月22日に逝去した小林麻央さん…

左巻健男『暮らしのなかのニセ科学』平凡社新書の第1章のポイント

左巻健男『暮らしのなかのニセ科学』平凡社新書 第1章 ニセ科学をなぜ信じてしまうのか 日本は世界でも有数の長寿国です。そのせいでしょうか。異常とも言える健康への執着が感じられることがあります。そして、ニセ科学にとって都合のいいことに、日本には…

◎確実・格安◎理科の探検(RikaTan)☆SAMA企画直送定期購読の案内

※ブログ先頭に来るように日を変更しています。RikaTan(理科の探検)は偶数月26日発売の隔月刊誌です。 ※読者サポートサイト http://rikatan.com/ ※『RikaTan(理科の探検)』誌を来年2月号で休刊にする予定でしたが、もう1年余、延長して2019年4月号まで発…

左巻健男:中学理科教科書『新しい科学』東京書籍の編集委員・執筆者のちょっと振り返り

先日、20年来、中学理科教科書(『新しい科学』東京書籍)の編集委員・執筆者を一緒にやってきたTさんと飲んだ。いま次期教科書作成が始まっているが彼はその中心の1人。 ぼくは約30年で、どうも一番の古手になったがもうメインからは外れている。彼とその20…

風船爆弾の話

日本が風船爆弾を米国に向けて飛ばしたとき米国が恐れたのは通常爆弾ではなく細菌をばらまかれることだった。それで完全に報道をシャットアウトした。バラストの砂の鉱物を分析し基地を特定し、打ち上げるたびに打ち落とした。 結局、細菌は使わなかったが、…

左巻健男『暮らしのなかのニセ科学』(平凡社新書)の増刷出来!

帯の画像です。 地道に売れているようです。 今見たらAmazonで、平凡社新書の中では、新書2位、Kindle版3位でした。https://www.amazon.co.jp/%E6%9A%AE%E3%82%89%E3%81%97%E3%81%AE%E3%81%AA%E3%81%8B%E3%81%AE%E3%83%8B%E3%82%BB%E7%A7%91%E5%AD%A6-%E5%B9…

左巻健男がカルメ焼きづくりに凝った日々の思い出

私が若い頃、もう40年余り前の話ですが、1、2年ほどカルメ焼きに凝ったことがあります。 中学生に「分解」を教えるのに、試験管で炭酸水素ナトリウム(重曹)の熱分解を扱うのですが、それだけではなくその応用としてカルメ焼きに注目しました。簡単にでき…

9月に出る予定の左巻健男『ムリなく、ムダなく、小中学校の理科がしっかり身につく』PHPのはじめに・おわりに

いま書き上げたばかりの『ムリなく、ムダなく、小中学校の理科がしっかり身につく』PHPのはじめに・おわりに の一次原稿です。 実際は少し変わると思います。─────────────────────────── //はじめに// 本書は、次のような人たちに向けて書きました。1.理科…

『RikaTan(理科の探検)』誌17年10月号(8/26土)発売の特集は「オカルト・超常現象を科学で斬る!」

8月26日(土)発売の理科の探検(RikaTan)誌10月号。 特集は「オカルト・超常現象を科学で斬る!」。 その特集の狙いと収録内容のタイトルを紹介します。 オカルトはラテン語からきた語で、秘密や隠れて見えないことがもともとの意味ですが、それから派生して…

左巻 健男『暮らしのなかのニセ科学』平凡社新書の中でKindle版が1位!新書版は3位!

暮らしのなかのニセ科学 (平凡社新書) 左巻 健男 アマゾン: https://www.amazon.co.jp/dp/4582858473/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_9xvzzbNNGXYAQ 平凡社新書でKindle版1位、新書版3位だった。←7月13日(木) 6時現在 多くの人が持っている「健康になりたい」「病気を…

『暮らしのなかのニセ科学』左巻健男が、マインドマップ的読書感想文に!(ぜひお読みを)

マインドマップ的読書感想文『暮らしのなかのニセ科学』左巻健男 (新書版とKindle版がある) http://dlvr.it/PTfTqT ◆今日ご紹介するのは、皆さんの生活にも多かれ少なかれ溶け込んでいる「ニセ科学」をテーマにした1冊。それほど厚くはない作品なのですが…

【暗黒通信団本】左巻健男:EM菌擁護者と批判者

暗黒通信団から次の本が発行されました。 まだAmazonには出ていませんが、今に出ると思います。 ドキュメント スラップ名誉毀損裁判 『EM菌擁護者と批判者の闘い』 左巻健男著 A5 表紙込20ページ (推定36グラム) 末端価格200円(税抜) http://ankokudan.org/d…

RikaTan委員(第7期)を募集!

◎第7期「RikaTan(理科の探検)誌委員」を募集します! ☆一緒にRikaTan誌をつくっていきませんか ◎第7期RikaTan委員会は、2018年4月号 6月号 8月号 10月号 12月号 2019年2月号 4月号 の7号 の企画・編集・普及を行います。(諸事情のため、この7号までを出…

『RikaTan(理科の探検)』誌を2019年4月号まで発行延長!

理科の探検誌編集長 左巻 健男(さまき たけお)からのお知らせです。 先日の編集会議で、2018年2月号を最終号にする予定だったのを撤回して、延長して2019年4月号まで発行することを決定しました。1年余の延長になります。 今後、2017年10月号 12月号 2018…

高橋洋一嘉悦大教授のこと

高橋洋一嘉悦大教授@YoichiTakahashiのこと。 俺は、彼が嫌いな左派を「左巻」と言っていたので学者らしくないなと思っていた。 そこで、次を高橋氏に向けて呟いたことがある。 理科の探検RikaTan&左巻健男‏ @samakikaku 2016年11月23日 返信先: @YoichiTak…

都民ファースト・新代表、野田数氏とは——

週刊新潮7/6号。「渡辺喜美も押しかける小池百合子都議選の人間動物園」。 それぞれが別々の思惑をもって集まった。 保身、嫉妬、怒り、復活への欲望…。 そのうちの1人… 都民ファースト・新代表、野田数氏とは—— 「国民主権を放棄」「公金横領疑惑」「ハレン…

竹内薫「タケウチに訊く!」地球温暖化認識は至極真っ当

週刊新潮7/6号。竹内薫「科学探偵 タケウチに訊く!」 地球温暖化についての認識は至極真っ当だ。 俺は可笑しげな反原発が可笑しげな地球温暖化懐疑論の信者のことが多いので竹内氏はどうかなって思っていたんだ。安心した。 彼が書いていたが本当にトランプ…

きっこさんの北朝鮮ミサイル陰謀論

【きっこ‏ @kikko_no_blog】7月4日 国会が閉会して安倍晋三が加計学園問題で追及されなくなったとたんにピタリと止まった北朝鮮のミサイルが、都議選の惨敗を受けて安倍晋三が閉会中審査に応じた瞬間、また発射された。まるで「阿吽の呼吸」だ。安倍晋三と金…

小林麻央さんがやった気功療法の事実を出してほしい

週刊新潮7/6号の「海老蔵は三度過ちを犯した!小林麻央の命を奪った忌まわしき民間療法」を読んだ。 記事がいう三度の過ちとは次のようだ。 1.14年2月PL東京健康管理センターで人間ドックでしこり発見。3カ月後に再検査をと。 受けたのは8カ月後。2.この段…

サイオンEM側の静かな怒り〜サイオンEMと比嘉EM

EMはもともと農業用微生物資材として、1986年頃、サン興産業が同社の農業用微生物資材である『サイオン』の効果確認・使用方法の確立を琉球大学の比嘉照夫に依頼したのがEM(有用微生物群)なる概念に至るきっかけだったようです。 EMの種菌は、サイオンE…

理科の探検(RikaTan)誌・6/26(読売、信毎)の広告(6/28京都 7/2福井も予定)

理科の探検(RikaTan)誌2017年8月号(特集 自由研究)の新聞広告と表紙写真です。 新聞広告は、6/26(読売、信濃毎日)に、6/28京都 7/2福井も予定です。 *バックナンバー、今販売中の8月号はお近くの書店にない場合は、SAMA企画に御注文ください。ブログ…

推測ばかりで人の病気への対応を評価していいのか?

絵門ゆう子さんが乳がんの告知を受けたときⅡ期からⅢ期、脇の下リンパ節に3か所転移。 1年2か月標準治療を拒否して民間療法に。後でそんな療法遍歴を正直に執筆。 ジョブズの場合と絵門さんの場合からぼくは『暮らしのなかのニセ科学』平凡社新書を書き始めた…

EM(EM菌)で放射性物質除染ができるのか?

比嘉氏は、EMは神様で万能ですからあらゆることに効果があるとしています。もちろん福島第一原子力発電所の事故による放射性物質汚染に対してもです。福島でEM関連団体がEM活性液をじゃんじゃんまく除染活動を始めました。 フジテレビスーパーニュース…

「EM菌入り容器の上に置かれたウイルスがそのEMにより失活する」という荒唐無稽さ

●EMの入った密閉した容器外のウイルスが失活をDNDサイトに載せたことは真正のおばかと書いた理由。 DNDサイトに掲載されたEM開発者の比嘉照夫氏のコラム「第77回 EMの抗ウイルス効果」には、“今回の実験結果のように、pHを基準とすれば、有機酸の類いで…

天羽優子「ニセ科学とスラップ訴訟 EMを例にして」6pを読む〜理科の探検(RikaTan)誌2017年6月号〜

6/25のの報告のために理科の探検(RikaTan)誌2017年6月号の天羽優子「ニセ科学とスラップ訴訟 EMを例にして」6pを再読しておこう。 スラップ訴訟とはstrategic lawsuit against public participationの略で、威圧訴訟あるいは恫喝訴訟と訳される。 根拠が無…

冬のインドでぼく(左巻健男)も考えた〜理科の探検(RikaTan)誌2017年4月号の編集長エッセイ〜

編集長エッセイ 冬のインドでぼくも考えた SAMAKI Takeo 理科の探検誌編集長 左巻 健男 ☆冬はインドを旅していた ぼくの趣味の1つは国内外放浪です。国内旅行はコンスタントにいろいろなところにいってますが、外国旅行は近頃めっきり減っています。例えば、…

丸ごと自由研究号3号分PDF収録DVDの案内

丸ごと自由研究号3号分PDF収録DVDの案内 〜分野・領域で並べ替えもできる、印刷もできる! 全 123テーマ〜 通巻2号、7号、16号で丸ごと自由研究の特集をしました。 その記事をすべてPDFにしてDVDに収録しました。 次のような、全123テーマの例と自由研究の進…

串田地震予知を信じて東京を逃げ出した人らがいた

かつてぼくの知っている物理教育者らが串田嘉男氏の地震予知を信じ、大地震が来ると東京から逃げたことがあった。 彼らは、岩石が破壊されるときに電磁波が発生する事実から、地震前に地表に静電気→電離層に影響→FM電波が電離層を反射。 これで8割以上の確度…

出口俊一vs左巻健男名誉毀損裁判の左巻健男陳述書

陳述書 平成28年1月15日 東京地方裁判所民事第7部ほB係 御中 ** 左 巻 健 男 印 1 私は、今回、自身のツイートに関して出口氏から訴えられました。しかし、ツイートの内容は全て実際にあった事実に基づいており、全く問題が無いと考えています。これ…