左巻健男&理科の探検’s blog

左巻健男(さまきたけお)&理科の探検(RikaTan)誌

2011-01-01から1年間の記事一覧

文科省が小学校・中学校・高校向け放射能の副読本(14日発表):追記あり

文部科学省が放射線の基礎知識を教える副読本(小学校中学校高校別各約20p)を発表予定。 14日大臣閣議後会見終了後報道発表解禁ということで14日の夕刊に出ると思います。 放射線の人体への影響の所を見てなんかもやもやした気分になりました。 100mSv…

科学的リテラシー・理科教育分科会:話題提供テーマ:日本科学者会議東京支部,第16回東京科学シンポジウム12月3-4日・立教大学

【10月10日現在 発表者に問い合わせ中の日程案】 ◎12月3日(土)13時半〜17時半 1.左巻健男(法政大学生命科学部)「原発・放射線と理科教育」 2.厚井眞哉(仮説実験授業研究会・小学校教員)・小沢洋一(仮説実験授業研究会・主夫)「ミニ授…

「原発と教育」学習会・放射能から子どもを守る10/21北多摩西教育会館(国立駅北口徒歩5分)

2011北多摩西教育講座10月企画「原発と教育」学習会放射能から子どもを守る 原発問題を子どもと学ぶ 支部内でも、砂場遊びや落ち葉遊び、栽培作物を食べることが中止されています。 近隣の狭山茶や浄水場汚泥から高濃度セシウムが検出されています。 …

日本科学者会議東京支部,第16回東京科学シンポジウム12月3-4日・立教大学

以下のシンポで、分科会名:科学的リテラシー・理科教育 の世話人を頼まれています。 「小中高の理科教育の今とこれから」「原発・放射線と理科教育」の基調提案的なことはぼくがやろうと思っています。 放射線教育、科学リテラシー関係(陰謀論、ニセ科学関…

メモ(中川恵一氏の被曝リスクの初歩的間違い、福島の放射線量 3年で半減)

近藤誠氏は、著書「放射線被ばく」で、中川恵一氏に対して次のように述べている。 『しかし、被ばくリスクに関して初歩的ミスを犯している(30頁参照)ところからみて、普段からリスクについて調べていたとは思われない。テレビ出演依頼を受けた後、にわか勉…

単体の写真入りの元素周期表をつくってみたい(ツイッターsamakitakeo)

●機会があったら単体の写真を入れた元素の周期表をつくってみたい。金属元素は金と銅以外は銀色だけど。●希ガスとフッ素塩素酸素窒素水素の11種ですね。塩素フッ素は有色だが他は無色。ネオンサインとかなんか工夫が必要だね。(無色のアンプル瓶でもいいけ…

『RikaTan(理科の探検)』誌2011年10月号発売!(自然エネルギー大国への転換を考える 後編)

特集は、「自然エネルギー大国への転換を考える 後編」原子力発電に頼らない未来社会をつくるための筋道とは? です。 先月号の前編 共々、力を入れて特集しています。 お近くの本屋さんにない場合は、アマゾンなどネット書店でも発行元(文一総合出版)から…

10月21日に国立で原発・放射能の講演(緊張しています!)

この講演は内容上難しいところがあるので緊張しています。 この講演に関して、講演を元に本の執筆依頼がありました。 年内に4冊の本を仕上げなければならないので返事をしていません。 どうせなら、「小学生にもわかる放射能の教科書」とかにするといいかも…

『RikaTan 理科の探検』誌10月号アマゾンで予約受付中!(26日発売)

アマゾンでRikaTan誌10月号受付中 http://t.co/Wjlmr8S4 ●特集「自然エネルギー大国への転換を考える(後編)」 これからのエネルギー資源 スマートグリッド 火山国日本の地熱発電の可能性 地熱発電所 海のもつエネルギーの利用と可能性 燃料電池の可能性 コ…

9/10−11湯沢温泉北澤JST理事長宅で自然エネルギー学習会

9月10日(土)午後3時〜 11日(日)12時 泊まりで学習会 『RikaTan(理科の探検)』誌9月号の自然エネルギー特集を学習。 ◎RikaTan9月号持参。 10日 午後4時〜6時半 学習会1 6時半〜7時半 夕食 7時半〜温泉 カラオケ 11日 7時〜8時 朝食 9時〜12時 学習会…

受験生時代の左巻健男の数学新作問題が発掘された!

RikaTan誌9月号が「大学への数学」誌を抜いてアマゾンの雑誌・教育1位っていう、本日の記事を大数の人が見て、その中にあった新作問題を探してくれた。 学生の時に雑誌を処分してしまっていたので懐かしかった。 ●左巻健男の新作問題(大学への数学誌): …

RikaTan(理科の探検)誌9月号がアマゾン雑誌・教育で1位!

昨日、『RikaTan(理科の探検)』誌9月号がアマゾンで品切れになっていないか確認しようと見たら、3位 ─ 本> 雑誌> 教育> 教科別 だった。 早速、MLやツイッターで「3位だよ」って報告。 そうしたら、次に見たら2位に上がっていた。1位は『大学への数…

左巻健男が7−8月に出した本

以下最初の65のルールですが、 担当編集者から、 「コツコツといい感じで動いております。在庫もウン百冊ほどしかない状態です。また小学理科の65のルールも欲しいというような読者の声もあります。私も先生の取り上げるコラムはじめコンテンツはとても…

左巻健男がブログに書いた原発事故と放射線のこと(〜8月)

2011-08-18 左巻健男「ラドン・ラジウム温泉の放射能は大丈夫?」(RikaTan2010年12月号執筆の一部) http://d.hatena.ne.jp/samakita/20110818/1313630958 放射線ホルミシス効果のものには近づかない方が無難 2011-07-17 謎…長野県松本市、300km離れてい…

ヤマボウシの果実(時々拾って食べています)

ハナコのマンションの庭にヤマボウシの木が2本あり、うち1本の果実が熟して落ちています。もう1本のほうは未だ青いです。 ときどき木を揺すって、落ちた果実を拾って、ちょっと皮を剥いてから果肉を押し出して食べています。ねっとりした甘さです。 「果…

RikaTan誌9月号・特集「自然エネルギー大国への転換を考える」前篇(8/26発売)

RikaTan副編集長の福武です: RikaTan9月号が明日8月26日に発売されます。 今月の特集は、「自然エネルギー大国への転換を考える」前篇です。取り扱う範囲が広いので、今月号と来月号の2回続きで特集を組みました。自然エネルギーを原子力発電に換えて利用す…

箕田律子『新婚旅行は無人島』草思社を読み直した

横浜市で小学校教諭をしていた著者がタイ旅行をきっかけに青年海外協力隊に参加。タイに2年間。 教員の家庭に育ち、教員と結婚して共働きの典型的な夫婦になるだろうという道を想像していたのに、もう戻れない道、青年海外協力隊員生活で出会った、石垣島で…

Kさんから「湯沢温泉へのご招待」(RikaTan誌学習会をやろうかな)

Kさんが持っている湯沢温泉のマンションに、以下のように招待されています。 それで、先ずRikaTan誌9月号の学習会をやろうかと思いました。 (9月号と10月号は自然エネルギー特集です。)─────────────────────────── 越後湯沢にマンションを持っていま…

やっと前期成績を出した、その後ツイッターにいくつか投稿

一昨日・昨日、教育研究集会理科分科会に参加。大震災が理科教育に突きつけるものが話題になった。 原子力推進教育の中で「原発は安全」という一方的な“洗脳”を見逃してきたことなど。 文科省が新たに作成中の副読本は放射線の影響に重点をおくものだという…

左巻健男「ラドン・ラジウム温泉の放射能は大丈夫?」(RikaTan2010年12月号執筆の一部)

○ラドン・ラジウム温泉の放射能は大丈夫? 「放射能泉」という温泉があります。岩盤浴にも放射能をうたうものがあります。 放射能泉や放射能をうたう岩盤浴で、よく見かける言葉が放射線ホルミシス。微量の放射線を浴びることは健康にとってかえって良いとす…

野田の座生川・清水公園周辺の散歩(帰化植物のタカサゴユリが咲いていた)

12時20分から14時30分頃まで散歩に出かけた。 そのとき撮った写真。 昨年夏、和歌山の那智勝浦付近にいたとき、目についたのが白っぽいユリの花。 テッポウユリかと思ったら帰化植物のタカサゴユリとのこと。 宇久井半島を歩いていたら環境省の看板に「次(…

左巻健男がブログに書いた理科教育界と原発推進教育・放射線教育のこと(再録+α)

6/18と6/21に書いたものを追記して再録しておきます。2011-06-21●18年前に書いた「原子力発電所の安全確保と事故」http://d.hatena.ne.jp/samakita/20110621/13086447672011-06-18●原発に「物言えば、くちびる寒し」の雰囲気があったと思うhttp://d.hatena.n…

尾瀬の盛夏8/10〜11ハイキング

西表島から帰ってきて翌日、RikaTan( http://rikatan.com/ http://rikatanrikatan.cocolog-nifty.com/blog/ )の携帯電話解体ワークショップおよび企画会議および懇親会の後に池袋から尾瀬行きの夜行バスに乗った。北海道のaonoさんと一緒。 ぼくは尾瀬は何…

2chで左巻健男の博士号無、工業高出身など学歴をバカにしているものがあったが…ぼくにはそれが誇りなんだよ

一緒に東京学芸大学大学院修士課程を過ごした滝川洋二さん。彼は物理学の研究者を目指していたが、結局、ぼくに影響されてと言うことだが理科教育に転じた。彼から一緒に当時理科教育の博士課程があったICUへ行こうと言われた。しかし、当時ですら博士課…

西表島2011夏の旅と春の旅

●西表島夏の旅 西表島夏の旅1(ウミショウブの受粉を見る) http://d.hatena.ne.jp/samakita/20110809/1312861460 西表島夏の旅2(鳩間島) http://d.hatena.ne.jp/samakita/20110809/1312863936 西表島夏の旅3(船浮へ) http://d.hatena.ne.jp/samakita…

西表島夏の旅5(西表島で見たチョウ)

●6日。午後船が出るというので午前中イダの浜や集落を写真を撮りながら散歩。チョウの種類が多い。 白浜からバス。途中ホテル「ニラカナイ」からたくさんの客が乗り込む。台風で足止めされていた人たち。高級リゾートだけあって1泊の宿泊費はかなり高いよ…

西表島夏の旅4(船浮で台風8号強風圏のなか。集落の濃密な人間関係)

●4日。台風8号の影響で泳ぐどころでは無い。イダの浜や集落を散歩。昼は「ぶーちゃんちのカレー家」でイノシシカレー。ツレのにしっかりした肉片が3個、ぼくのに2個。 「ぶーちゃん」とは11歳の犬でかわいいのだが、かなりどう猛で、ニワトリや猫やイ…

西表島夏の旅3(船浮へ)

●2日。鳩間島中央の小高い森、仲森に行って景色を見た。 貨物船に乗せて貰って上原港へ。 さようなら鳩間島。 上原のデンサー食堂で「生姜焼き」ご飯なしを食べる。糖分は生ビール含有だけ。 バスで大富へ。ツレが宿泊を取ったのであっちこちに異動が多く、…

西表島夏の旅2(鳩間島)

●31日。送迎バスで上原へ。鳩間島へ。ペンションマイトウゼ。3食付きで、早速昼食。食事の場所が前浜の直前にあり、向こう側には西表島が見える。その後、港の反対側の浜まで歩いてみたりした。 夕方、外若(ふかばか)の浜へ泳ぎに。引き潮で浅くて、岩…

西表島夏の旅1(ウミショウブの受粉を見る)

●7月28日。8時半に医院に。食後1時間血糖値は312(26日に4年弱ぶりに医院で受診したときは500台だった)。医師に「旅行を取りやめて静養したほうがよい」あるいは「すぐ入院したほうがよい」といわれないかとびくびくしたが、旅行中の14日分…